大学休学プランが明確じゃなくてもいい【たった1つの理由】

こんにちは、おのまり(@onomari_kor)です。

休学したいけど
休学プランが明確じゃなくて不安
休学しても就活は大丈夫かな?
もし休学に失敗したらどうしよう

今回はこういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、大学4年生の春から1年間休学してました
休学理由は明確にありましたが、1年間どんなことをするのか具体的なプランは決めていませんでした。しかし、その1年で自分が大きく変わりました。

休学がメリットしかなかった経験から、お伝えしていきます!



目次

休学プランは明確じゃなくていい理由

休学とは

大学によって異なりますが、ほとんどの場合は休学届けを提出し、大学から許可がおりれば自らが設定した期間休学が出来ます。休学費が必要な大学もあれば、無償で休学できる大学もあります。

半学期〜休学可能なところが多く、私が通っていた大学では、学期が終わるごとに復学or継続休学希望の書類が家に届きました。なので、休学届けに記載していたよりも長く或いは短くしたい場合も、その希望書に記入して許可がおりれば休学期間を変更することが可能でした。

実際に私が提出した休学届けには、理由を書く欄が数行しかありませんでした。なので、理由を簡潔に書くことが難しかったことを覚えています。

休学理由が変わりつつある

肝心の休学プランですが、私は休学を決めた時点で、必ずしも明確である必要はないと思っています。

なぜなら休学プランは、自分がどうなりたいのか落ち着いて考えてから決めるもので、行動する度に変わっていくからです。もちろん休学届けを出す前から、休学期間の目標や行動を決めれている人はそれでかまいません。しかし、「なんか今の自分が嫌だ」「ゆっくり立ち止まりたい」「このまま進むことが不安」といった、休学したいことは確かだけどプランまで明確に出来ない人もたくさんいると思います

でも大丈夫です。
休学は自分を育てるための期間であり、必ずしも他人から見える成果を出す期間ではありません。実際に昔のように、語学留学や就職のための休学が全部じゃなくなってきています。

私の休学談《理由とプラン》

私の休学理由は「このままだと何か後悔しそう」「自分の興味のないことをやり続ける毎日を変えたい」だったので、休学届けを出した時は具体的なプランが決まっていませんでした。

休学生活1ヶ月目は、まず自分の気持ちや感情を棚卸しすることに費やしました。自分の悩みや不安をクリアにし、なりたい自分を明確にしました。すると、びっくりするほど「本当の自分はこんなことがしたかったっんだ」というものが出てきました。なぜなら、休学したことで、大学というコミュニティーから外れ、自分の心だけに集中することが出来たからです。大学生活を送っていると、無意識のうちに他人の目を通して、自分を見ていたことに気づきました。

そして2ヶ月目からは、書き出した「自分の本当にやってみたいこと」を順番に、片っ端からやり始めました。それこそがプランになったんです

色々やり進めていく度に、新しい出会いや気づきがあったりして、プランを何度も変更しつつ進みました。具体的には、アジア旅行やインターン、移住、韓国留学やイベントへの参加など経験しました。

その結果、休学前にプランが決まっていなかったとは思えないほど、毎日やりたいことに溢れ、1年みっちりプランを立てて過ごしました。なんとなくの焦りや不安も消えて、自分のことを言葉にして伝えられるようになった休学期間でした。

もしかしたら、ここまで読んだ方の中には、自分が決めた休学に対して反対する人の顔が思い浮かんだかもしれません。私の両親も、休学をしたいと言った時の反応は「なんで休学したいの?留学?」「興味ないことでも我慢して合わせることだって、社会に出たら必要だ」と言っていました。

しかし、自分の人生の失敗も成功も、責任が取れるのは自分自身しかいません。この後でも述べる就活への影響も含めて、私はメリットしかない休学を迷ってせずに後悔し続けるよりは、反対を押し切ってでも自分を変えたいと行動するべきだと思います。

休学したいと思ったということは、明確なプランがなくても、何かしら自分の心がストップをかけたということです。まずはその心に気付いて、休学という行動にふみきったことが大事です。

休学しても就活が問題ない理由

結論として、休学したからといって就活で不利になることはありません。なぜなら、過ごし方次第で正規で卒業している人よりも、休学分だけより多い経験を語れるからです。

私は大学卒業ギリギリの就活でしたが、結果自分のやりたい仕事に就くことが出来ました。

大学は4回生の秋から1年間休学し、復学後、半年間在籍してから卒業しました。就活は復学後の11月〜翌年1月までしていました

短期間かつ休学を経ての就活で、今までと決定的に違ったことは、みんな私の休学ストーリーに大きな関心を示したことと、面接に動揺せずありのままで臨めたことです。

面接官が知りたいことは、休学の経験からどんな行動を起こしたのか「思考力」を見ています。だから、経験と行動、結果を話せるので、自分の話をゆっくりする環境になりやすかったです。その求められている思考力は、経験を重ねるほど鍛えられていくものなので、休学期間がプラスに働いている実感がありました。また、休学期間は自分ですべて決断するので、自分の話に納得があり、自信をもって語れました。

ここまで読んだ方は「休学しても特別な経験がなかったら?」と思うかもしれません。

しかし問題ありません。休学中に何かしらの経験は必ずしていますし、それが特別である必要はないからです。面接では、成功物を見せるのではなく、あなた自身が休学の成果になります。休学期間を振り返って、日常やエピソードから思ったことを整理し、今にいきたことを自分なりに伝えたら大丈夫です。

なので、繰り返しですが、休学しても就活には問題ありません。

休学は過ごし方次第でメリットしかない

ひとつの参考に、私が休学を経験して感じたメリットとデメリットを挙げてみました。

メリット
■自分で考える力がつく

■就活で、休学の経験が強みになる

■大学以外のコミュニティに出会う

■知らなかった自分に気づく

■メンタルコントロールができる

■会社員以外の働き方を知れる

etc.

デメリット
■大学によって休学費用がかかる

■メンタルコントロールが大変

■休学期間に景気やウイルスなど、情勢が変化する可能性がある

上に挙げたものはほんの一部であり、自分が「いかにメリットに変えるか」が大切です。そもそも休学に失敗も成功もないので、メリットをたくさん生み出せるよう、どんどん行動してみてください。

休学生活は自分で決めたからこそ、落ち込んで不安が押し寄せてくる時があるかもしれません。その時は自由な休学生活だからこそ、自己啓発本を読んでみたり、ゆっくり休むことも必要です。そしてまた進んだら良いんです!そうやって繰り返しているうちに、自分にしかできなかった体験や気づきがあるはずです。

みなさんにとって、納得のいく休学生活になるよう、応援しています!

あじまりおすすめ!休学生活で読んで欲しい本▼

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